山小屋日誌9

  • 11日 快晴 26人

昼:チャーハンオムライス(?)、タシsoup
夜:チキンフライと目玉焼きバーグ


台風で天気最悪!かと思えばまさかの快晴!!!!!!!!!!!






前日から通行止めだった南アルプス林道も解除されました。


天気が良いうちに…ということで高妻さん夫妻とアンモルさんが予定を早めて下山決定。ショックー。



最後は教えてもらった言葉でお別れしました。



"フェリ ベトゥ(ン)ラ"
=また会いましょう。



また、どっかで会えますように。





今日1日は高妻さん夫妻がいないからお留守番です。




タシさん特製スープ製作中☆



お昼、下界から一本の電話。

(ん…世界遺産?)


どうやら南アルプス世界遺産に推薦する会みたいなのがあるらしく…
御池小屋経営者ら6名が今夜、うちに泊まるらしい…


え、高妻さんたちおりちゃったじゃん(・∀・)


後に高妻さんから電話かかってきて、世界遺産の人たちが来るから、今日は特別に8人部屋を6人部屋仕様にするように、との指示がありました。

"ビールをお出しするように…"との指示も。めんどくしぇっ。



世界遺産の人たちは1人多く引き連れて7人で無事到着。
予定通りビールをお出ししました。





そして、夕食の時間。

18時到着予定の人たち(2組6名)が時間になっても来ません。

心配になったのでおぐりさんに相談。
おぐりさんが途中まで見に行くことに。

1組目、2名はすぐのところにいて、まもなく到着。
その2人に「あと4名に会いませんでしたか?」と聞くも「知らない」との答え。
とりあえず2人にはすぐに夕食食べてもらって(本来夕食は17時)、おぐりさんは残りの4名を迎えに行くことに。

2名は着いて間もなく「じゃ、生2つね。」
むかついた。
小屋の人の心配もよそに、偉そうに…。



4名を受け付けでドキドキしながら(事故っていうこともあるから…)待つ私に20代くらいの男性が
「テントに宿泊してる者なんですが、自分の裏にテント張ってる人…たぶん2人くらいが今朝の3:30頃に出てったきり帰ってきてないみたいなんです…。ちょっと心配なので、一応報告しにきました。」
って言いにきました。
テンパる私。
「あ、はい、わかりました。どうもありがとうございます。」
ってテントの場所も詳しく聞かないままその人を帰してしまいました。



しばらくして4名もなんとか到着。
しかも、おぐりさんが1人のザック持ってあげてる…。

その4名の中のおばちゃんが受け付けて「やっぱりあたしお弁当いらないわ!」とか言い出して、取り消したり登録したりしてたらレジがめちゃくちゃに…。

さらにおぐりさんにテント場の人の話したら情報があいまいすぎてかえって迷惑をかけてしまうことに…。


結局、どのテントの人かもわからないまま「今日は待つ。」という結論に。
レジの方はごっちゃごちゃになってしまってレジ締めの収集がつかない状態に。

もう…泣きたくなった(;_;)


でも、こんなとこで泣ける立場じゃない。
全部悪いのは自分。



だけどみんな優しかった。



タシさんに肩トントンてされて振り向いたらほっぺ突かれたり(ベタ)、
「泣かない!」って諭されて「泣いてない!」って意地張ってみたり(ベタ笑)、
外川さんはレジ合わせるのに一生懸命付き合ってくれたり、
おぐりさんも冷静に対処してくれたし、
他のみんなで片付けしてくれて…



自分がだらしない、情けないと痛感した。

それとともに本当に人に助けられた1日でした。




本当にごめんなさい。



テントの人、帰ってきてくれますように…


そして1人部屋怖い…